白鳥山(脊梁) [熊本の山]
2022年6月29日
天候:晴れ
行程:
13:01 御池登山口発
14:12 御池
14:47 白鳥山
14:54 展望岩、昼食
15:21 白鳥山
16:47 御池登山口着
暑いので標高が高く気になっていた白鳥山へ行くことにしたが遠さがネック。
高速を使っても片道2時間半、往復5時間の運転。昨日記録的な早さで梅雨明けしたので天気は問題ない。
10時過ぎ出発、高速で御船まで行き砥用のファミマで買い出しして二本杉峠で休憩、だいぶ下って樅木への道へ入るが結構荒れている。平日なので車は少ない。最後の集落からさらに登って登山口、1台停まっていたが会うことはなかった。
メールで登山届けを出して歩き始める。長袖シャツにコルセットもしていたのでかなり暑くて汗をかいた、途中からは脱いでTシャツになったし、リストバンドも外してポケットへ入れた。
登山口が標高1200少し。白鳥山は1639。すぐに木陰の谷筋を赤テープとケルンをたどりながらの道となる。傾斜はそれほどないので歩きやすい。何度も沢を左右に渡る。小さい虫が顔の周りでうるさいが低山ほど煩わしくはない。陽は当たらないので帽子もしまった。
二股では右が本流に見えたが左だった。苔と森林の景色がいい雰囲気、ただやはり暑いのでまた紅葉の時期か春少なくとも梅雨までには来たい。上部になり少し座って休憩、御池近くになると鹿をよく見かけた。分岐を左へたどり、カルスト地形の湿地帯を抜け新椎葉越への稜線方面へ行ってみた。展望も今ひとつで引き返す。風の通る座れる場所がなくそのまま登り、白鳥山頂上、休まず越えて5分ほど下り南の展望が開けた石に腰掛けて昼食。のり弁を一気に食べたせいか左腰の痛みのせいかしばらく腹が重かった。
市房と最初思ったのが霧島とわかった時にはやや驚いた。市房はもっと近くに見えたし、人吉盆地が見えたのにも驚いた。韓国岳と高千穂峰だろうか。ここは相当南なのだ。
今回はずっとバイケイソウの群落がそこかしこにあった。
山頂に戻る。特に座るところも無く、疎林だし木の間から遠くは見えるか見えないかくらいの開け方。
そのまま下山に入る。尾根を少し下ると右へ平坦な道へと変わる。分岐から左へ下ると登ってきた道と御池で合流。陽が傾いてきたように感じるのは谷間のせい。空はまだ明るいが、道筋はやや薄暗い。中間あたりではザーザーと流れていた水流も下部では伏流水となり全く流れはない。
歩いていて妙に静かに感じたのは、苔や細い芝状の草で地面が覆われているからか、土も柔らかめに感じる。白っぽい石が基調なので踏み跡はボヤッと白い筋になりわかりやすい。
特に上部ではこの白い岩が丸く削られたりナイフのように薄く切り立っていたり独特の景観の一つとなっていた。
膝を痛めないようゆっくり下り林道に出た。先行車は居なくなっていた。
上の御池登山口から下の白鳥山までを往復するルート、頂上を越えた先に展望の良い岩がある
沢沿いの苔むした岩を眺めながら登る
白鳥山頂上、それほど展望はよくない
展望のいい岩からは、市房山、霧島が思いのほか近くに見える
頂上直下の湿地帯にはバイケイソウ
2022-07-27 18:36
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